• HOME
  • ブログ
  • 食とお酒
  • 【世界の麺を食べる01】おうちで中華ランチ♪葱油拌麺(ネギ油のまぜ麺)のつくり方【簡単レシピ】

【世界の麺を食べる01】おうちで中華ランチ♪
葱油拌麺(ネギ油のまぜ麺)のつくり方【簡単レシピ】

上海名物、葱油拌麺をメインにした食卓
食とお酒

ふたりの休日、おうちランチの楽しみ

休日はお出かけすることが多い私たち夫婦。それでも、土日どちらかの昼間はふたりで料理をつくって、おうちごはんを楽しんでいます。

時間があれば、シャンパーニュやワイン片手にブランチが理想なのですが…。お腹がすいているときはさくっとつくって食べたいし、とにかくビールが飲みたい!というときも多々あり。そんな状況を想定して、我が家にはいろいろな国の「麺」が常備されているのです。

ランチ&ブランチ記事はこちらもどうぞ↓

上海発祥の麺料理「葱油拌麺(ネギ油のまぜ麺)」

この日は、中国・上海のローカルフードとして代表的な麺料理「葱油拌麺(ネギ油のまぜ麺)」を食べることにしました。ネギの香りをうつした醤油ベースのたれで麺を和えるだけのシンプルなメニューなのですが、不思議と定期的に食べたくなるおいしさです。
 
葱油拌麺は上海の伝統的なメニューであるものの、今では中華圏全体でよく食べられているポピュラーな麺料理のひとつ。今回は、台湾旅行をしたときのおみやげとして買ってきた袋麺を使ってみました。

「KiKi食品雑貨」のインスタントヌードルパッケージ

 「KiKi食品雑貨」というブランドのインスタント麺なのですが、パッケージが可愛い! これは台湾にある四川料理レストラン「KIKI」が手がけているブランドで、いくつかの種類の麺料理のほか、オリジナルの調味料なども販売されています。
 
袋のなかには個包装のパッケージが5つ入っていて、ほんとうは乾麺をゆでて付属のたれと混ぜるだけでOK。でもせっかく時間のある休日、少しだけ手を加えてもっとおいしく食べたいよね…と、あれこれアイデアを出し合うふたり。
 
付属のたれは別の料理につかうことにして、干しえび、青ねぎ、老抽(中国のたまり醤油)で自家製だれをつくってみることにしました。

葱油拌麺のたれを簡単に手づくり

「KiKi食品雑貨」のインスタントヌードルと干しエビ、青ねぎ

自家製だれの作り方はとっても簡単。フライパンに油を熱し、ざくざく切った小ねぎを焦げる寸前まで炒めたら、老抽(中国のたまり醤油)とふつうの醤油を1 : 1の割合で加えて、戻した干しえび、あれば紹興酒を適当に投入するだけ。最後に砂糖かはちみつを少し加えて、甘みを調整するのがポイントです。
 
今回は炒め上手な夫にお願いして、テーブルのしたくをする間にたれをつくってもらいました。

老抽(中国のたまり醤油)や干し海老などの食材は、中華食材のウェブショップ、輸入食材店などで手に入ります。日本の醤油だけでもおいしくつくることはできますが、本格的な味わいにするなら老抽はマスト!

準備ができたら、いただきます

 麺をゆでている間にテーブルをととのえて、スープや副菜の準備をします。最後にアツアツの麺を器に盛りつけ、ネギたっぷりの特製だれをかけたらできあがり。

上海の麺「葱油拌麺」のランチを楽しむ食卓風景

ビールで乾杯♪ あいにく台湾ビールや青島ビールのストックは切らしていましたが、香港みやげのサンミゲルがあったのでこちらを。

サンミゲルは、もともとはフィリピンのローカルビールですが、香港でもメジャーなブランドです。アルコール感は低めなものの、さっぱりしていて昼間にぴったり。香港旅行中は、食堂やローカルレストランなどでもよく飲んでいました。

フィリピンのビール、サンミゲルの缶

サンミゲルは日本ではなかなか手に入りにくいかもしれませんが、機会があればぜひ試してみてください。世界のビールを飲み比べて、好みのものを見つけるのも楽しいですよね…!

葱油拌麺は、老抽のおかげで真っ黒になったねぎと干しえびがインパクト大。でも、見た目とは裏腹にあっさりとした味わいです。香ばしい具材ともちもちの麺を混ぜながらいただくと…うーん、おいしい!

できたての上海名物・葱油拌麺

上海でも台湾でも、混ぜ麺にはたいていスープを合わせます。今回つくったのは、野菜のかきたまスープ。玉ねぎやしいたけなどの余り野菜をチキンスープでさっと煮て、卵を溶き入れるだけ。

野菜の中華風かきたまスープ

うすめの塩味に仕上げ、器に盛りつけて辣油をひとたらし。細かく刻んだザーサイを少し加えても、よいアクセントになります。
 
中華料理のトッピングには香菜(パクチー)を用意して、好きなだけ追加しながら食べるのが私たちのスタイルです。

自家製だれでいただく上海名物、葱油拌麺

ちなみに葱油拌麺の自家製だれは、まとめて作っておいてもOK。炒め料理や焼きものの調味料にする、チャーハンの具材として加えるなど、多彩なシーンで活躍してくれるはずです。

おうちで麺料理を味わうなら、こちらもおすすめ。

さいごに

中華の麺料理は夫婦そろって大好きで、おうちでも外出先でもよく食べます。これからの季節は、激辛の担々麺を食べて汗を流すのもいいな。えびワンタン麺をふたりで作って、香港旅の思い出にひたるのも楽しいし…。モツと牡蠣が手に入ったら、久しぶりに大好物の「台湾麺線」でも仕込んでみようかしら?食べたいものをリストアップしつつ、順番につくっていこうと思案中です。
 
本サイトではこれからも「世界の麺を食べる」というテーマで、中華以外にもさまざまな国の麺料理をつくっていきたいと思います。どうぞお楽しみに!

台湾の麺料理の簡単レシピもあります ↓

注記: 本記事は、2018年に公開した内容に加筆・訂正を加えたものです。

Mizua

旅行雑誌の編集者兼ライター、週末バー店主を経て、現在は大好きな台湾での生活を楽しんでいます。本サイト「旅のあと ふたりのレシピ」運営のほか、台湾情報ブログも...

プロフィール

関連記事一覧