公園で初夏のワインピクニック
ふたりで楽しむベトナムごはん【簡単レシピ】
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ふたりでワインピクニックを楽しむ週末
天気もよく、まるで夏のようなあたたかい日が続いている大阪。先日は、今年はじめてのふたりピクニックを楽しみました。
お出かけ前に料理のほかいろいろな支度をして、その間にワインのボトルを冷やして…そう、我が家では、ピクニックにワインは欠かせません。
お昼前くらいに準備完了。のんびり歩いて、近所の公園に向かいました。
公園は、すでにたくさんの人で賑わっていました。とはいえ敷地は広いので、レジャーシートを広げるスペースには困りません。直射日光が当たらない静かな場所を選び、ピクニックをスタート。
今回は、昼ワインに合うベトナム風の料理を用意してみました。
紙製品やテイクアウト資材を使わず、可愛いランチボックスや保存容器に料理を入れるのもひとつのアイデア。カトラリーや器をホワイトで統一すると、カラフルなお料理が映えて気分も上がります。
ワイングラスはさすがに、それぞれのワインに合わせた種類を持っていくことは難しいのですが…必ず一組、万能タイプのものを持っていきます。
昼ワインにぴったりのベトナム風おつまみ
ワインに合わせて用意したベトナム風おつまみは、どれも簡単なものばかり。レシピというほどではありませんが、材料と大まかな作り方を記してみました。
鶏もも肉の甘辛ソテー
【作り方】鶏肉は醤油、ニョクマム、おろしにんにく、おろし生姜、はちみつ、お酒を入れて一晩漬ける。フライパンで火が通るまで焼く。
きのこのオムレツ スイートチリソースがけ
【作り方】玉ねぎのみじん切りと豚ひき肉、きのこを炒めて、オムレツをつくる。食べる前に、スイートチリソースをかける。
にんじんとネギの和えもの
【作り方】にんじんとネギをできるだけ細い千切りにして、塩とごま油を加えて混ぜる。
砂肝と厚揚げ、にんにくの芽のニョクマム炒め
【作り方】砂肝と厚揚げを炒めたら、軽く茹でたにんにくの芽を加えてニョクマムをまわしかける。ブラックペッパーで味をととのえる。
海老とアスパラのチリソースマリネ
【作り方】海老、アスパラ、しめじを茹でて、チリソースとレモン果汁をもみ込む。
ニョクマム(ベトナムの魚醤)やスイートチリソースは、輸入食材店などで購入可能。あとはできたら香菜やバジルなどのフレッシュハーブ、レモン&ライムなども用意して、料理の仕上げや飾りに活用するのがおすすめです。
ピクニックに持っていきたい乾杯ワイン
今回私たちが持ってきたワインもあわせてご紹介します。乾杯は、辛口のスプマンテを。スプマンテとは、イタリアでつくられるスパークリングワインのことです。
イタリアのGAVIOLI スプマンテ エクストラドライ。しゅわっと泡がはじける、軽快なスパークリングワインです。きりっとしたドライな飲み口ながら、しっかりフルーティー。花びらをあしらった可憐なエチケットは、この季節にぴったり!
ベトナム名物、バインミーを手づくり
さて、「ベトナム」をテーマに料理を用意したので、主食もベトナムのサンドイッチ、バインミーをつくってみました。
バインミー用の柔らかい米粉バゲットにマスタードをぬって、レタスと自家製チャーシュー、にんじんとネギの和えものをはさんで…ぱくり。うんうん、おいしい。こぼさないように食べるのが大変だけれど、ワインにとてもよく合います。
具材はそれぞれ別にして持っていき、食べる直前に具材をはさむことで、よりフレッシュに楽しむことができます。
今回のバインミーは中華テイストがやや強めですが、パテをぬったり、きゅうりや大根のなます、ハーブ類をたっぷり加えたりするのもベトナム現地の定番です。実は奥が深いバインミー、これからもいろいろな具材でつくってみたいなあと思っています。
アジアン料理にはロゼワインがぴったり
ワイン2本目は、プロヴァンスのロゼ。
BANDOL Rose 2014 CHATEAU de PIBARNON
繊細な口当たりときれいな酸が特徴の、南仏らしいロゼです。飲んだ後にハーブのような爽やかな後味を感じます。
アジアンテイストな料理にも合うし、そのままでもごくごく飲める辛口ロゼが大好きで、ワインショップなどでも見つけるとつい購入してしまいます。
緑に癒される、幸せな外ごはん
ふと見上げると、鮮やかな緑色をした葉がさやさやと揺れています。晴れた午後に、大好きな人とあれこれ話しながら、おいしいワインと料理をいただく幸せ。
そのうえ、ほろ酔いになってもこのまま歩いて帰れるなんて! 近所でのピクニックはよいことづくめ。ふたたび寒い季節が訪れるまで、屋外での食事をたくさん楽しめたらいいな、と思っています。
ベトナム料理のおすすめレシピ本
ベトナム料理のレシピ本はたくさん出版されていて、本格的なメニューにも気軽にチャレンジできます。読んでいるだけで旅をしているような気分になれる素敵な本もたくさんあるので、本屋さんなどでぜひ手にとってみてくださいね。
注記: 本記事は、2017年に公開した内容に加筆・訂正を加えたものです。