【台湾】台南のおしゃれなデザインホテルU.I.J Hotel & Hostel【おすすめホテル】
台南のおすすめホテル、U.I.J Hotel & Hostel
U.I.J Hotel & Hostelは、台南市内中心部の友愛街にオープンしたスタイリッシュなホテル＆ホステルです。カフェやライブラリー、シェアラウンジなどの共有スペースが充実しているほか、台南グルメをチョイスできる朝食も評判。台南市内の中心部に位置しているので、観光拠点にもぴったりです。
本記事では、台湾・台南在住の筆者による「U.I.J Hotel & Hostelのここが好き！」というポイントを、大きく5つのテーマに分けてご紹介していきます。
台南の街なかにそびえたつスタイリッシュな建築
台湾・台南はこんなところ
台湾随一の歴史建築と美食を楽しめる都市・台南。かつて台湾の首都として栄えた古都としての歴史がありながら、どこかのんびりとした雰囲気が漂う魅力的な街です。神さまが祀られている大小さまざまな廟、台南らしい食材がずらりと並ぶ伝統市場など、古きよき時代の面影が今も色濃く残っています。
U.I.J Hotel & Hostelのここが好き！
1. 観光にも食事にも便利なロケーション
台南市内の中心部にあるU.I.J Hotel & Hostelは、観光やグルメを楽しむのに便利なホテル。周辺には2019年にオープンした台南市美術館2館をはじめ、台湾の素敵なおみやげがそろう林百貨、孔子廟や台湾文学館といった文化スポットなどが目白押し。すぐそばにある友愛街市場でフルーツやお惣菜を買ったり、地元の人々にまじって人気のローカルグルメを満喫したりするのもおすすめです。
ホテル1Fのフロントエリアも広々としていて快適
滞在の前後にフロントに荷物を預けて、散歩がてら周囲を歩いてみるのもよいアイデア。ホテルのまわりにはおしゃれな食材店、べーカリー、カフェなどがあるので、ショッピングやおやつ巡りが好きな方にはたまらないはず。
2. 客室のデザインがおしゃれで実用的
私たち夫婦がU.I.J Hotel & Hostelに宿泊したのは、台南に引っ越してくる直前のタイミングでした。リーズナブルなドミトリールームのほかに独立したお部屋もあり、今回はスーペリアキングルームに滞在しました。インダストリアルなデザインのお部屋は、居心地がよくてとても清潔です。
ライトやチェアなど一つひとつのアイテムにこだわりが光る
ほかにベッド2台のツインルーム、レコードプレーヤーのあるゆったりとしたデラックスルーム、大人4名まで宿泊できるファミリールーム、ラグジュアリーなスイートルームもあり。ドミトリータイプは、男女混合または女性専用を選べるようになっています。
スイートルーム以外はバスタブがないのですが、シャワールームとトイレが分かれていてゆったりとした造り。洗面スペースにもゆとりがあるので、スキンケアアイテムや化粧ポーチなどを置いても濡れる心配がありません。
お部屋の雰囲気になじむタオルバーなど、細部まで考えられたデザイン
風量がしっかりあって使いやすいドライヤー、ふわふわ厚手のタオル、おしゃれなアメニティ…。実用性とデザイン性を兼ね備えたアイテム選びが素敵！ シャンプーやハンドソープにAesopが採用されているのもうれしいポイントです。
3.環境に配慮したサステイナブルな取り組み
U.I.J Hotel & Hostelの大きな特徴のひとつは、客室内に置いてあるさまざまなものがエコ・リサイクルに配慮してセレクトされていること。たとえばスリッパは使い捨てではなく台湾ブランドの革製だったり、繰り返し使えるボトルに飲料水が用意されていたり。
シンプル＆ミニマルながら必要なものはすべてそろう
必要な設備はそろっているのだけれど過剰ではなく、さりげなくおしゃれ。ホテルとしての哲学が随所に感じられるのがすばらしいなと思いました。客室内に置いてあるスリッパ、布製ポーチに入ったアメニティキット、オリジナルデザインのタオルなどは購入可能なので、旅の思い出に持ち帰るのもよいかもしれませんね。
4.さまざまな楽しみ方ができる共有スペース
U.I.J Hotel & Hostelの1Fには24時間営業の書店「粅粅書 BBBooks」があります。「食」や「旅」といったテーマを中心に多彩なジャンルの本や雑誌が並ぶライブラリーは、そのラインナップを眺めているだけでワクワクします。
テーブルに置かれたおすすめ本が、旅気分をさらに盛り上げてくれる
同じくホテル1Fにある鷲田咖啡吧 （washida coffee）ではおいしいコーヒーやおやつを販売していて、イートインも可能。こちらは宿泊客以外も利用でき、感度の高い台南のコーヒーラバーにも人気のあるお店です。
鷲田咖啡吧 （washida coffee）ではトーストやパンなどの軽食も味わえる
3Fの共有スペースにはオープンキッチンやテラス、ラウンジが完備されていて、朝から夜までさまざまな楽しみ方ができそう。ドミトリー形式のホステルには泊まったことがないけれど、ここでなら経験してみたいなと思えます。
予定のない日はここでゆっくり旅の計画を練るのも◎
「Hello SALON」と名付けられたラウンジは、滞在しているほかのお客さんと交流を楽しむのにもぴったり。靴をぬいでくつろげるスペース、テーブル、ソファなど好きな場所でゆったりと過ごすことができます。
IH調理器やトースター、食器なども完備されていて、気軽に料理を楽しめる
うつくしく整えられたシェアキッチンには、各種調味料や調理用具がずらり。近くの市場で買ってきた食材をここで料理してみんなで味わうというのも、忘れられない思い出になるはず。
時間帯によって異なる表情を見せる緑いっぱいのテラス
ラウンジスペースからつながるテラスも自由に使うことができます。朝食後のコーヒータイムをここで過ごしたり、夕暮れにビールを飲んでリフレッシュしたり…。ライトアップされた夜のテラスもまたロマンチックです。
5. 朝食のバリエーションが充実していておいしい
朝ごはんは、ホテル併設のレストラン「Dor 留」にて。台南らしいメニューはもちろん、ハンバーガー、サンドイッチ、キッシュ、サラダなど洋食メニューもチョイスできます。
6:30からオープンする朝食会場のレストラン。天井が高くて開放的
「虱目魚飯湯」は、サバヒーと呼ばれる魚をお茶漬けのようなスタイルでいただく料理。サバヒーのつみれ団子も入っていて、上品でやさしい味つけです。副菜もついてきてボリューム満点！
英語では「ミルクフィッシュ」と呼ばれるサバヒーの身がたっぷり
台南グルメの代表「牛肉湯」。シンプルでクリアなスープが、起きたばかりの身体を温めてくれます。柔らかい牛肉を甘辛いタレにつけて、目玉焼きごはんとともにほおばると最高においしいのです。
台南にある牛肉湯の専門店に立ち寄って、食べ比べてみるのもおすすめ
U.I.J Hotel & Hostelはこんな方におすすめ！
ここまでU.I.J Hotel & Hostelの魅力を5つのテーマに分けてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか？
- 細部までこだわったおしゃれな都市型デザインホテルに宿泊したい
- 主要な観光スポットやローカルグルメが徒歩圏内にあるとうれしい
- 観光や外での食事を楽しむだけでなく、ホテルの共有スペースでのんびりと過ごす時間もほしい
- 同じホテルに滞在するほかのお客さんとのコミュニケーションも楽しんでみたい
U.I.J Hotel & Hostelは、上記のような方にぜひおすすめしたいホテルです。
また、同ホテルでは定期的にさまざまなブランドとのコラボレーション企画が開催されており、タイミングによっては期間限定のポップアップショップに出合えることも。ホテルのウェブサイトでは随時最新情報がアップされているので、こちらもチェックしてみてくださいね。
韓国発のブランドドキュメンタリーマガジン「Magazine B」のポップアップも開催（滞在時）
「わたしの偏愛ホテル＆宿」シリーズについて
国内外の旅行が好きで、まとまったお休みがあると必ず旅をしている私たち夫婦。その目的のひとつは、ホテル巡りです。おしゃれなデザインのリノベーションホテル、洗練されたおもてなしが魅力の旅館、特別なロケーションを楽しめるリゾート…その土地らしさを感じられるような宿に出合えると、とてもうれしくなります。
本シリーズでは、「わたしの偏愛ホテル＆宿」というテーマで、世界各地の好きなホテルをピックアップ。旅行の際の参考にしてもらえるように、「ここが好き！」というポイントをまとめてご紹介していきたいと思います。
第一弾はマレーシア・ランカウイのリゾートホテル、ザ ダタイ ランカウイ（The Datai Langkawi）。
今後もさまざまな国のホテル、リゾート、旅館などを取り上げていきます。どうぞお楽しみに！
