大人の贅沢、パンケーキ
&シャンパーニュブランチ

食事として楽しむパンケーキ
注記: 本記事は、2017年に公開した内容に加筆・訂正を加えたものです。
甘いものが得意でない私たち夫婦ですが、たまにしたくなるのがパンケーキブランチ。
生クリームやチョコレート、ジャムなどがたっぷりのったデザート系はちょっぴり重たいので…
我が家では、食事系パンケーキやサラダ、フルーツにシャンパーニュを合わせるのが定番。
友人からもらったパンケーキミックスは、新潟のマクロビカフェ「マリールゥ」が販売しているもの。
こだわり素材を厳選してブレンドした添加物・香料なしのミックス粉で、牛乳と卵を使わなくてもおいしく焼けると評判です。

パンケーキを焼く作業は夫にまかせて、私はパンケーキに合わせる食材とサラダの準備をします。
ベビーリーフを水に浸してトマトやパプリカをカット、ベーコンを焼きながらポーチドエッグ作り…。
テーブルの支度をするかたわら、チーズやレーズン、ドライフィグも小皿に用意。
パンケーキが焼けたらシャンパーニュで乾杯して、温かいうちにいただきます。
豆乳と油を加えるだけのパンケーキは、素朴な甘みともっちりとした口あたりが特徴。
パンケーキというよりもそば粉のガレットに近いような、身体がよろこぶ不思議なおいしさです。

トッピングにも上質のこだわりを
パンケーキにのせるバターは、最近お気に入りの「オホーツクおこっぺ発酵バター」。
北海道のノースプレインファームが興部(おこっぺ)町で製造したバターで、原料に乳酸菌発酵した生クリームを使っているそう。
自社牧場の有機生乳を100%使用したオーガニック仕様なのも嬉しいところ。

ヨーグルトを思わせる酸味と雪のような口どけで、食べた瞬間にとりこになってしまいました。
パンケーキにはもちろん、焼きたてのバゲットにつけたり料理の仕上げに加えたりしても、とてもおいしいです。
今回選んだシャンパーニュ
シャンパーニュは、近所にあるお気に入りワインショップで「パンケーキに合わせたい!」と相談して、すすめてもらったこちら。

Domaine Gatinois(ドメーヌ・ガティノワ)のGatinois Grand Cru Ay Tradition Brutです。
「シャンパーニュの丘陵、メゾンとカーヴ」として世界遺産にも登録されたシャンパーニュ地方、アイ村のシャンパーニュ。
アイ村の中でも最高の区画で栽培されるピノノワール主体の、力強くも洗練された味わいは格別!
キリッと冷やしても、温度が上がってきた後も、どちらも余韻まで長く楽しめるのが素敵です。
発酵バターにベーコン、ポーチドエッグのコンビネーションも抜群でした。
さいごに
半熟の卵をぱかっと割ったときに、流れ出す黄身を眺めるのが好き…。

普段はこれに加えて、季節のフルーツとはちみつをのせたパンケーキも作ったりするのですが、まだまだ飲みたい気分だったのでそれはまた今度。
大好きな音楽を聴きながら、おいしいシャンパーニュ片手にのんびりブランチタイムを過ごす贅沢。
忙しい日々が続くととくに、こうして五感を楽しませることを大切にしたいなあ、と思うのです。