パンケーキとシャンパーニュを贅沢に味わう、
大人な休日ブランチの楽しみ方

食とお酒

休日のブランチに、パンケーキを焼く贅沢

甘いものが得意でない私たち夫婦ですが、休日の朝、たまにつくりたくなるのがパンケーキ。我が家では、食事系パンケーキやサラダ、いくつかの種類のフルーツを用意して、シャンパーニュ片手にのんびりブランチを楽しむのが定番です。

パンケーキは市販のミックスを使っても、自分で小麦粉やお砂糖をブレンドしてももちろんOK。最近ではパンケーキミックスも、米粉や玄米を使ったタイプ、全粒粉のタイプ、無添加または砂糖不使用などいろいろなタイプが登場しています。まずは好みのものを選んでつくってみましょう。

今回のブランチで使ったのは、友人からもらったパンケーキミックス。私たち夫婦の出身地・新潟の人気マクロビカフェ「マリールゥ」が販売しているものです。

こだわり素材を厳選してブレンドした添加物・香料なしのミックス粉で、牛乳と卵を使わなくてもおいしく焼けると評判なのだとか。シンプルなパッケージも可愛い!

無添加・オーガニックのホットケーキミックスはこちらも↓

Bob
Bob’s Red Mill, パンケーキミックス、グルテンフリー、680g(24オンス)
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製造元 Bob’s Red Mill(ボブズレッドミル)

準備も夫婦で楽しむ、パンケーキづくり

パンケーキを焼く作業は夫にまかせて、私はパンケーキに合わせる食材とサラダの準備をします。ベビーリーフを水に浸してトマトやパプリカをカット、ベーコンを焼きながらポーチドエッグの調理など。テーブルの支度をするかたわら、チーズやレーズン、ドライフィグも小皿に用意しました。

パンケーキが焼けたらシャンパーニュで乾杯して、いただきます♪

豆乳と油を加えるだけのパンケーキは、素朴な甘みともっちりとした口あたりが特徴。パンケーキというよりもそば粉のガレットに近いような、身体がよろこぶ不思議なおいしさです。

パンケーキの器は、フチが少し立ち上がっていて大きめのものがおすすめ。パンケーキのほかにサラダやサイドメニューをのせても、バランスよく仕上がります。

トッピングのバターにもとことんこだわって

パンケーキにのせるバターは、最近お気に入りの「オホーツクおこっぺ発酵バター」。北海道のノースプレインファームが興部(おこっぺ)町で製造したバターで、原料に乳酸菌発酵した生クリームを使っているそう。

ヨーグルトを思わせる酸味と雪のような口どけで、食べた瞬間にとりこになってしまいました!

パンケーキにはもちろん、焼きたてのバゲットにつけたり料理の仕上げに加えたりしても、とてもおいしいです。また、自社牧場の有機生乳を100%使用したオーガニック仕様なのも嬉しいポイント。

「オホーツクおこっぺ発酵バター」は一部のオーガニックスーパーでしか販売されていないようですが、見つけた方はぜひ試してみてくださいね。

おいしいバターはほかにもたくさん。例えばこちらも↓

パンケーキに合わせたシャンパーニュ

シャンパーニュは、近所にあるお気に入りワインショップで「パンケーキに合わせたい!」と相談して、おすすめしてもらったこちら。Domaine Gatinois(ドメーヌ・ガティノワ)のGatinois Grand Cru Ay Tradition Brutです。

「シャンパーニュの丘陵、メゾンとカーヴ」として世界遺産にも登録されたシャンパーニュ地方、アイ村のシャンパーニュ。アイ村の中でも最高の区画で栽培されるピノノワール主体の、力強くも洗練された味わいは格別です。

キリッと冷やしても、温度が上がってきた後も、どちらも余韻まで長く楽しめるのがさすが…!

さいごに

半熟の卵をぱかっと割ったときに、流れ出す黄身を眺めるのが好き…。発酵バターにベーコン、ポーチドエッグのコンビネーションも抜群でした。

普段はこれに加えて、季節のフルーツとはちみつをのせた甘さひかえめのパンケーキも食べたりすることも。今回はまだまだ飲みたい気分だったので、それはまた今度。

大好きな音楽を聴きながら、おいしいシャンパーニュを味わい、時間を気にせずにのんびりブランチ。忙しい日々が続くととくに、こうして五感を楽しませることを大切にしたいなあ、と思うのです。

注記: 本記事は、2017年に公開した内容に加筆・訂正を加えたものです。

Mizua

旅行雑誌の編集者兼ライター、週末バー店主を経て、現在は大好きな台湾での生活を楽しんでいます。本サイト「旅のあと ふたりのレシピ」運営のほか、台湾情報ブログも...

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