HSK6級合格のために私がした
勉強方法&試験のまとめ【中国語】

中国語の本が並ぶ書店の一角
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学生時代から語学の勉強が好きで、現在は中国語、フランス語、英語をマイペースに学習している私。このサイトでも少しずつ語学関連の記事をアップしていきたいなと思っています。

学習へのモチベーションがもっとも高いのはフランス語、次いで今住んでいる台湾で必要な中国語(台湾華語ともいいます)。英語も好きなのですがあまり時間をとれないので、趣味としてほどほどに楽しみながら学んでいるというところです。

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今回は、私が以前受けて無事に合格した中国語検定・HSK6級について、実際にした勉強の方法や受験の振り返りをまとめてご紹介します。

HSK(新漢語水平考試)とは?

日本はもちろん世界中でもっともポピュラーな中国語検定といわれるHSK(新漢語水平考試)。中国語を母語としない人を対象として、生活や仕事に必要な中国語の能力を測るために実施されている検定試験です。

http://www.hskj.jp (←日本のHSK公式サイト)

現在、筆記試験は1級(初級レベル)から6級(上級レベル)までの6段階に分かれており、日本国内でも受験することができます。ほかに初級・中級・高級の3段階に分かれた口頭試験もあり、会話の能力を高める目的であればこちらもおすすめです。

日本のHSK公式サイトはとても充実していて、各級のレベル紹介や申し込み関連の情報、Q&Aなど受験の際に知りたいことはほぼすべて記載されているはず。オンラインレベルチェックもできますので、興味のある方はご覧になってみてくださいね。

私が中国語を学んだ理由

私が中国語を学んだ理由は、2013年末に仙台から中国・上海に引っ越して、中国語が必要になったからです。中国語はそれまで勉強したことがなく、ゼロからのスタート。ですが、ある程度話せるようになったら便利だし楽しいかなと思い、引っ越しと同時に現地の中国語教室に通い始めました。

週2回のマンツーマンレッスンを半年以上続けて、日常生活をおくれるくらいの簡単な中国語は話せるようになりました。その後半年くらいのブランクを経て、当時英語の先生(中国語ネイティブ)にお願いしていた週2〜3回のレッスンのうち、1回を中国語に変更することにして、勉強を再開しました。

HSK6級チャレンジまでの道のり

はじめはHSK4級からスタート

「HSKを受けてみたい」と先生に相談したのが2015年の春ごろ。週1回の中国語レッスンの時間をそのままHSK対策にあてることにしました。最初にレベルチェックをしてもらい、4級なら次のタイミングでも間に合うのでは?と言われて2ヶ月後くらいの試験に申し込み。

HSK4級の勉強法は、「ひたすら単語を覚える(意味とピンインどちらも)」「過去問や模擬問題集を解いて間違った部分を完璧にする」の二つ。特にヒアリングに苦手意識があったので、常にピンインを発音しながら暗記することを心がけました。

試験を受けてみて、スコアは300点中251点。スコアの内訳としては、聞き取り8割、読解はほぼ全問正解、作文は7割という結果でした。必要な単語をある程度覚えるとともに試験のスタイルに慣れておけば、HSK4級に合格するのはそれほど大変ではないかなというのが私の印象です。

HSK5級も受けてみました

HSK4級に合格した後、そのまま5級も受けてみることにしました。こちらも約2ヶ月後(7月)の試験を申し込んだので、勉強期間はちょうど2ヶ月。はじめて過去問を解いたときは、「これ…無理じゃないかな?」と不安になったものの、単語アプリを導入して空き時間にひたすら単語を覚えるほか、先生に手伝ってもらって作文対策を重点的に行いました。

直前は週2回の英語レッスンを中国語レッスンに切り替えたり、夫にも協力してもらってできるだけ試験勉強に集中できるようにしました。

そして試験が終了し、しばらくして結果が届きました。5級からはスコア制のため合否が書かれないのですが、スコアは300点中、235点。聞き取りと読解はそれぞれ8割5分、作文は7割弱。全体としては80%くらいの正解率でした。

聞き取りと読解については単純なミスがないように答えを見直すこと、作文については、簡潔で分かりやすい文章を書くよう心がけたことが得点につながったのかなと思います。

私がHSK6級を受けることにした理由

将来的に仕事で中国語を使うつもりがなかったこともあり、HSK5級を受けた後はもう試験はいいかな…と思っていた私。週1回のレッスンを中国語の日常会話にあてるほかは、英語の勉強に力を入れていました。

しかしながら数ヶ月たったあたりで、HSKのいちばん難しいレベルってどんなものだろう。がんばれば私も合格できるのかしら?と、チャレンジしたい気持ちがむくむくとわいてきました。先生にも夫にも「せっかく5級までやったならダメ元で6級も受けてみたら?」と背中を押してもらい、11月頃に受験申し込み。

最初は期限を決めずに単語や過去問に手をつけることからはじめて、申し込み後は本格的に勉強をスタートしました。

HSK6級のレベルと内容

HSKの公式サイトによると、6級のレベルは以下のとおりです。(本記事におけるスクリーンショットは、すべて公式サイトに掲載されているものです)

中国語検定HSK6級のレベル紹介について

5級の学習目安は2500語なので、6級はざっと2倍の単語を覚えるという感じ。ですが単語5000語と聞くと、それだけでやる気をなくすくらいのボリュームです…。

またはじめて模擬問題集を解いたとき、私は作文をまったく書けませんでしたし、リスニングも散々。得意な読解分野ですら、分からない問題が多くて泣きそうになりました。

HSK6級合格のために私がした勉強方法

勉強をはじめたのは10月頃、受験申し込みをしたのは11月で、試験は12月はじめ。1〜2ヶ月で情報を詰め込むのはやや無謀かなとも思われましたが、結果的にだらだら勉強することがなく集中できたのでよかったと思います。

勉強する期間をどれくらいに設定するにせよ、「いつか準備ができたら…」と思っていてもその「いつか」は来ません(私自身、何度も体験済み)。なので、まずはゴールを決めて、スケジュールを逆算して対策をたてるのがおすすめです。

以下では、公式サイトの説明とあわせて私の勉強方法をご紹介します。

1.聞き取りについて

中国語検定HSK6級の聞き取り問題について

聞き取り部分は、問題のスタイルと傾向に慣れるのがいちばんだと思います。放送を聞く前にまずは選択肢を確認して、テーマは何か、ポイントとなる単語はどれか、把握しておくことが重要です。

2.読解について

中国語検定HSK6級の読解問題について

聞き取りについても同じことが言えるのですが、問題を解けるかどうかは語彙力にかかっています。なので読解については、過去問や模擬問題集を解きつつ分からない単語をひたすら暗記することに時間を費やしました。

5000もある単語をすべて覚えるのはあきらめて、日本語にはない単語を中心に学習。またリスニング対策を兼ねて、単語の意味だけでなく拼音(ピンイン)も必ず紐付けて覚えるようにしました。

読解問題の第一部分、「病句」と呼ばれる間違い箇所を探す問題はネイティブでも分からないものがあったりするため、過去問に目を通す以外はほとんど対策をしていません。試験当日も、読解問題のほかの部分を終わらせてから残り5分でささっと読んで解答しました。

3.作文について

中国語検定HSK6級の作文問題について

作文については、本番同様に時間をはかって取り組み、先生に添削してもらうことを何度も繰り返しました。また毎日中国語で短い文章を書いて、それを直してもらうことも役に立ちました。

日本語とは異なる中国語独特の作文ルールがあるので、対策を始める前にしっかり理解しておきましょう。

当日は、与えられた文章を黙読した後、忘れないうちに登場人物や重要な単語などを用紙にメモしておくと安心です。あとは難しい単語や表現を使おうとせずに、できるだけミスのないように文章を作成していくのもポイント。

ほかの分野については独学で問題ないと思いますが、作文だけはネイティブの先生にしっかり見てもらうのがおすすめです。語学スクールに申し込むのもいいですし、単発のオンラインレッスンで添削をお願いするのもいいと思います。

HSK6級を受けてみての感想と結果

試験当日の過ごし方

仕事や家事の合間をぬって当日までひたすら勉強を続けていましたが、試験当日は勉強などせず、夫と一緒に朝ごはんをゆっくり食べてからリラックスして臨みました。

6級はとにかく問題数が多いので、時間配分をしっかり行い、手がつけられない問題がないようにしました。過去問や問題集を解くときにもスピードを常に意識しておくことで、当日はあせらずに解答に取り組めると思います。

最後の作文のあたりで集中力が切れそうになりますが、ここがいちばんの勝負どころ。黙読しながら時間、場所、登場人物などポイントとなる単語を拾って頭の中でストーリーをつくり、細かい部分を覚えていなくても大まかに説明できるようにしました。

試験の結果

試験が終わってから一ヶ月後に、結果が発表されました。5級につづき6級もスコア制のため合否は書かれませんが、ほかの級と同様に6割(基準点180点)が合格ラインとされています。私のスコアは300点中、199点。聞き取り、読解、作文すべての分野で7割前後の得点を獲得できました。

個人的な感触としては、作文は思ったより点数がとれたかなという感じです。知らない単語が出てきたり、詳細が理解できなかったりしても、ひたすら内容を噛みくだき、簡単な単語と表現を使ってマスを埋めたのがよかったのだと思います。

HSK6級に合格してよかったこと

小さい頃から学んでいた英語でも、好きで自ら始めたフランス語でもなく、ゼロからのスタート(興味もゼロ)だった中国語。それでも、勉強していくうちにどんどん理解できるようになり、そのプロセスを楽しいと感じるようになりました。

HSK6級に合格してよかったことは、大きく分けて3つ。

1.日々の生活に中国語を生かせるようになった

中国語を勉強していたおかげで、上海で過ごした3年間は楽しくかけがえのないものになりました。

特にHSKの勉強を始めてからは、今まで聞き取れなかった単語がふっと分かるようになったり、現地の人たちとのコミュニケーションに学んだことが役立ったり…。生活のさまざまな場面で、自分の語学力が少しずつ進歩していると感じられるのは、とても嬉しいことでした。

日本に帰ってからも、旅行者や日本在住の中国語話者の方々と交流するとき、中華圏に旅行に出かけたときなど、中国語は大いに役立ちました。

2.新しいことにチャレンジする楽しさを知れた

語学に限りませんが、大人になってから新しい何かにチャレンジするということは、日々の暮らしに彩りをもたらしてくれるものだと思っています。

時にモチベーションが下がったり挫折をしたりということもあります。でもそれは、人生をより豊かにするスパイスのようなもの。

目標に向かって努力をしたり、好きなことに没頭したりする時間を持つことで、仕事や家事にもハリが出て、自己肯定感も上がって…よいことづくめです!

3.できる仕事の幅が広がった

HSK6級に合格する能力があっても、中国語をペラペラに話したり読み書きできるかというとそれはまた別問題。

それでも、簡単な翻訳を請け負って周囲の人たちを助けたり、日本に帰国してからは中国語で行う仕事の依頼をいただいたり…ライターとしての仕事の幅は、確実に広がりました。

現在は台湾に住んでおり、日本にいる間に忘れてしまった中国語を学び直している最中。上海にいた頃よりもさらに語学力とコニュニケーション能力をアップさせて、台湾と日本をつなぐさまざまな活動ができたらと思っているところです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?試験を受けることや資格を取ることがすべてではないけれど、中国語学習におけるひとつの到達点としてHSKを受けて、自分の学習レベルを確認できるのはとてもよい機会。

「試験を受けようかな?」と迷われている方に、本記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

今後も、私が現在学んでいる台湾中国語(台湾華語)やフランス語、そのほか語学や資格にまつわるあれこれを記事にしていきます。何かを学ぶことの楽しさ、それによって人生が変わっていくことのおもしろさなどをお伝えできればと思っています。

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Mizua

旅行雑誌の編集者兼ライター、週末バー店主を経て、現在は大好きな台湾での生活を楽しんでいます。本サイト「旅のあと ふたりのレシピ」運営のほか、台湾情報ブログも...

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