【ワインの勉強】ワインエキスパート試験に合格して
よかった&変わった10のこと【前半】

2つ並んだワインエキスパートバッジ
ライフスタイル

ワインエキスパートについて

ワインエキスパートとは、日本ソムリエ協会(J.S.A.)が認定する資格のことをいいます。筆記及びテイスティングの試験によって、「酒類、飲料、食全般の専門的知識、テイスティング能力を有する」(日本ソムリエ協会のサイトより引用)と認められた人だけが所有できる資格とされています。

同協会が認定するソムリエの資格を取得するためには酒類の流通・販売・提供などをはじめとする就業経験が必要ですが、ワインエキスパートは職種や経験を問わず、ワイン愛好家なら誰でも資格取得を目指せるのが特徴です。

プロフェショナルではない人も受験できるので一見簡単そうに思えますが、求められる知識はソムリエとほぼ同等。ワインエキスパート試験の参加者数は毎年3,000人前後、合格率は約40%なので、合格するためにはしっかり対策を練って計画的に勉強をする必要があります。

2021年のワインエキスパートの試験は、第一次試験2021年7月20日(火)~8月31日(火)、第一次試験2021年10月18日(月)というスケジュールです。

興味のある方は、公式サイトの試験案内ページをご参照ください。

ワインエキスパートの試験に合格してみて思うこと

私たちは夫婦ふたりで2018年のワインエキスパート試験を受験し、同時に合格しました。

お互いに仕事や家事の合間をぬって必死に勉強をして、かなり苦労もしたのですが…今は「あのときにがんばって本当によかったね」とふたりでワインを飲みながら、なつかしく振り返る日々を過ごしています。

2つ並んだワインエキスパートバッジ

ワインエキスパート受験をしようと思ったきっかけや実際にした勉強法などは、次回以降の記事でご紹介していくつもりです。

まずは、ワインエキスパート試験に合格してよかったこと、変わったことを10個にまとめてみました。

1. お店でのワイン選びが楽しくなった

レストランで食事をいただくとき、気の置けない友人たちと集まってお酒を楽しむときなど、ドリンクメニューを見てどれがふさわしいか判断できるようになりました。

料理にぴったりのグラスワインを選んだり、その場の雰囲気に合わせて新しいボトルを追加オーダーしたり…店員さんに相談するときも好みを具体的に伝えられるので、最適なものを提案してもらえることが増えました。

またワインショップやスーパーマーケットでも、エチケット(ボトルの表記)を見ることで産地やブドウの種類、大まかな味わいが分かるように。

価格も含めてチェックしながら「これは明日つくる料理にちょうどいいかも」「これは週末のごほうびにとっておこう」など考えながらお買い物ができるのも、ワインの勉強をしたおかげだと思います。

2. 各国の地理や歴史に詳しくなった

ワインの生産地はヨーロッパやアメリカなどメジャーなところ以外にも、アジア、アフリカ、南米、オセアニアなど世界各地に広がっています。

ワインエキスパートの試験では、それらすべてが出題範囲となるため、おのずと各国の歴史や地理を学ぶことになりました。

もともと旅行が大好きで、日本はもとより海外へ行く機会も多い私たち夫婦。ワインの勉強を通して得た知識は、異文化を理解するうえで大きな助けとなってくれています。

旅行先では一般的な観光のほかワイナリーツアーやクッキングクラスにも積極的に参加して、現地のワインや料理、飲食にまつわるさまざまなカルチャーに親しんでいます。

3. 仕事の幅が広がった

本業であるライター業に加えて、レシピ考案、料理やお酒(商品)の撮影などはもともと行っていたのですが、ワインエキスパートの試験に合格してから、仕事の幅はさらに広がりました。

お酒と料理のペアリングにまつわる企画、企業サイトのお酒紹介の記事執筆なども依頼をいただけるようになり、飲食関連のお仕事が増えたのは私にとって大きな変化でした。

また試験に合格してからすぐ、縁あってシェアキッチンでのバー運営の話もいただき、チャレンジしてみることに。世界のいろいろな場所のお料理をつくってそれらに合うお酒を合わせて提供するという、少し変わったスタイルのバーをオープンしました。

ワインバーの店内

上の写真は、大阪・中津「キタの北ナガヤ」にあるシェアキッチン「キタナガキッチン」及びレンタルスペース「Shiten」にて営業していた「旅ごはんとお酒  bar ミニュイ」のお店風景。

一年弱という短い期間、そして不定期の週末のみの営業ではあったものの、たくさんのお客さまはもちろん、生涯のお酒仲間と思える人々にも出会うことができて、とてもよい経験でした。

台湾に来ることになってお店はクローズせざるを得ませんでしたが、いつかまた機会があれば、場所を借りて何かしたいなあ、と思っています。

4. ワインを通じてつながりが生まれた

ワインを好きになって勉強を始めて、必然的にワインイベントや試飲会などに参加する機会も飛躍的に増えました。レストランや専門店のシェフの方々、ソムリエやバーテンダーの方々、ワインの輸入や販売に携わる方々…。

日本でも台湾でも、「ワインが好き」という共通項で仲良くなることが多々あり、たくさんのワイン好きの友人や知人から日々、刺激を受けています。

また現在、台湾で旅ごはんとお酒にまつわるプロジェクト「Minuit(ミニュイ)」の活動をしている私。この活動に関連して台湾の食文化を教えてくれている台湾料理レストランのオーナー、陳超文さんと仲良くなったきっかけも、ワインでした。

5. 夫婦で一生楽しめる趣味が見つかった

私も夫もおいしいものやお酒が大好きで、結婚した当初から美食めぐりやおうちでの料理を趣味として楽しんでいました。数年前、ワインエキスパートの試験を受けようと思ったのはちょっとした心境の変化。

実際にふたりで勉強して無事に合格できた今、それでもまだワインについて知らないことはいっぱい。これから先もずっと、ワインを学ぶ日々は続いていくのだろうなと確信しています。

ふだんの食卓はもちろん、週末のふたり時間、旅行、あらゆるシーンで「ワイン」がひとつのテーマになっていますし、一生飽きることのない共通の趣味を見つけることができて本当によかったなと思っています。

さいごに(後半につづく)

ワインエキスパート試験に合格してよかったこと、変わったこと。当時を思い出しながら半分まで書いたところで、すでに4000字になってしまいました…。

ということで、次の記事で後半の5つを書きました。前半後半合わせると11000字くらいのボリュームになっています。よろしければこちらもご覧ください!

Mizua

旅行雑誌の編集者兼ライター、週末バー店主を経て、現在は大好きな台湾での生活を楽しんでいます。本サイト「旅のあと ふたりのレシピ」運営のほか、台湾情報ブログも...

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