【ワインの勉強】ワインエキスパート試験に合格して
よかった&変わった10のこと【後半】

テーブルに置かれたワイングラス
ライフスタイル

ワインエキスパート受験を振り返って

今年もソムリエ・ワインエキスパートの試験シーズンが始まりました!

私自身は、少し前の2018年に夫とふたりでワインエキスパートの試験を受験し、無事にふたりで合格しました。

これからいくつかの記事に分けて、ワインエキスパート受験についての振り返りをしていきたいと思っています。まずは、ワインエキスパート試験に合格してよかったこと、変わったことを10個にまとめてみました。

前半は下記のリンクからお読みいただけますので、まずはこちらをどうぞ。

合格してよかった&変わったこと、後半

ワインエキスパート試験に合格してよかったこと、変わったこと、前半は1〜5に挙げたとおり。

  1. お店でのワイン選びが楽しくなった
  2. 各国の地理や歴史に詳しくなった
  3. 仕事の幅が広がった
  4. ワインを通じてつながりが生まれた
  5. 夫婦で一生楽しめる趣味が見つかった

後半につづきます。

6. 語学への関心が高まった

私は語学の勉強が好きで、現在はフランス語、台湾中国語(台湾華語)、英語を同時に学んでいます。

ワインを学ぶにあたって、フランスはとても重要な国のひとつ。テイスティング用語からエチケットの表記にいたるまで、フランス語を知っていることは圧倒的なメリットになると思っています。

フランスの文化が好きで、またフランス語のうつくしさにひかれて以前から勉強をしてきた私ですが、ワインエキスパートの試験を受けてみて、さらにフランス語への興味が増しました。

いつかフランス(またはフランス語圏)で現地のワイナリーやレストランを訪問できる機会があれば、以前のパリ旅のときよりもさらに進歩したフランス語を使って楽しくおしゃべりをしたいな…というのが、今の目標でもあります。

そのほか、国によって異なるブドウ品種の呼び方、特有の土壌や気候に関する名称、産地や製法などを学ぶ必要があり、とても興味深いものでした。

さまざまな国の言語にふれる機会があるので、今まであまり語学に関心がなかった人でも、その中から「この言語をもう少し深く学んでみたい」と思えるものに出合えるかもしれません。

7. 目標を達成することで自信がついた

資格を取ったり何かを学んだりするのが好きな私のことは一旦置いておいて、机に向かう勉強や暗記が好きでない夫にとっては久しぶりの受験。忙しさをきわめる仕事のすきま時間で、平日の深夜や休日に勉強するのは大変だったと思います。

それでも、「ふたりで一緒に一発で合格する」という目標を持ってお互いに切磋琢磨し、努力をして実際に合格できたことは、ふたりにとって大きな自信になりました。

先の文章でふれたとおり唎酒師の資格をふたりで取ることにしたのも、ワインエキスパートの試験があったからこそ。今後もふたりで何かにチャレンジしようとなったときに、この経験はきっと役に立ってくれるはずです。

8. お酒全般に対する興味が増した

ワインエキスパートの試験の範囲には「酒類飲料概論」というジャンルがあり、ワイン以外にもビール、ウイスキー、日本酒、中国酒、カクテル、さらにはミネラルウォーターまで、ドリンク類にまつわる知識を身につける必要があります。

今まで飲むのは好きでもあまり知らなかった、ほかのお酒についても学んだことで、夫婦ふたりでお酒を飲む楽しみは二倍にも三倍にもなりました。リキュールを買って自宅でカクテルを作ることも、ウイスキーやブランデーの魅力を知っていろいろ飲み比べるようになったことも、試験を受けて大きく変わったことです。

またもともとの日本酒好きが高じて、2020年にはふたりで通信講座を受け、唎酒師の資格を取得しました。ワインエキスパートの試験に比べると難易度は低いものの、日本酒についてしっかりと学ぶことで得られたものは多かったなあと思います(後日、唎酒師についての記事も作成予定です)。

9. ワインと料理がさらにおいしくなった

ワインと料理には相性があり、それぞれのワインに適した飲み方があります。

世界各地の料理をつくってそれらをお酒とともに味わうのが、私たち夫婦の至福のひとときです。ワインの知識が増えたことによって、そのバリエーションが豊かになり、各地の料理のみならず食材、ひいては文化についての理解もより深いものになったという実感があります。

また和食やタイ料理、台湾料理など本来はワイン以外の飲みものと合わせるようなジャンルの料理でも、食材や味つけによってワインとともに楽しむことができるようになりました。

自分がつくった一皿にぴったりの一本を見つけられたとき、パズルのピースがはまったような達成感があります。

そのほか、ワインに合わせて最適な温度を考慮したり、グラスの形状を選んだりすることの重要性も、テイスティングを通して得られた知識のひとつ。

ささいなことに思えますが、それらによってワインがさらにおいしくなり、それぞれのワインの個性を頭でも舌でも楽しめるようになったのはよかったことだなと思います。

10. 自分の「好き」の基準を考えるようになった

国や産地、ブドウの種類、発酵のスタイルなどによって、ありとあらゆる味わいを楽しめるのがワインの魅力。

筆記試験のためにソムリエ教本や参考書を読みこみ、二次試験のテイスティングの練習も兼ねてさまざまなタイプのワインを飲むことで、自分はどんなテイストが好きなのか、何が好き嫌いを分けるのか。それらの基準について、考えるようになりました。

これはワインだけでなくほかのお酒にもいえることですし、ひいては自分自身の生き方、人生において大切にしたいこと、価値観について考える際にも通じるものがあります。

ワインを通して自分の「好き」に向き合う時間を持つことは、人生がより豊かなものに変わるきっかけになり得る、というのが私の実感です。

さいごに

ワインエキスパートの試験に合格してよかったこと、変わったことを振り返ってきましたが、いかがでしたでしょうか。上に挙げたのはごく個人的な感想ではありますが、ワインの勉強は、自身のライフスタイルや生き方、考え方に必ずプラスの影響を与えてくれるものだと思っています。

ワインやお酒が好きで何か勉強をしたいなと思っている方、ソムリエ・ワインエキスパートの試験を今年受験しようと思っている方、昨年惜しくも合格を逃してリベンジをしようか迷っている方…。そんな方々にとって、本記事がモチベーションを高めるための一つのきっかけとなれば、こんなに嬉しいことはありません。

筆記試験やテイスティング試験の振り返り、ふたりで行った勉強法などについての記事も近日中に更新予定ですので、よかったらそちらもご覧ください。

Mizua

旅行雑誌の編集者兼ライター、週末バー店主を経て、現在は大好きな台湾での生活を楽しんでいます。本サイト「旅のあと ふたりのレシピ」運営のほか、台湾情報ブログも...

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