クリスマスのおもてなしアイデアと
ごはん記録
クリスマス、何を作ろう?
注記: 本記事は、2017年に公開した内容に加筆・訂正を加えたものです。
早いもので、クリスマスまであと一週間を切りました。買い出しの日ももうすぐ…今年は何を作ろうかしら?どんなワインを飲むかも含めて、楽しくも悩ましい準備期間です。
サングリアを食前酒に
昨年のクリスマスは、友人カップルを招いてのクリスマスパーティーを開催しました。当日は、お酒の強くない友人のために、食前酒にもなるサングリアを用意。
いちご、りんご、オレンジなどのフルーツが入っていて、ほんのりスパイスの香りも。デザートをいただくような感覚で、ごくごく飲めてしまいます。
友人とのクリスマスパーティー
さくさくと盛りつけをして…準備OK。シャンパーニュで乾杯!
記録がてら、簡単にメニュー紹介をしておこうかな。
スモークチキンとざくろのクリスマスサラダ 自家製バルサミコドレッシング
ベビーリーフの上にチコリ、スモークチキン、ざくろ、もち麦をのせて、バルサミコ酢ベースのドレッシングをたらり。甘みと酸味を足して、泡に合うさっぱり味に仕上げました。
プチタルティーヌ2種
スモークサーモン&レンズ豆&刻みオリーブと、パンチェッタ&マッシュルームの2種類。
海老と卵のチコリのせ
卵と茹でた海老、マスタード、塩を混ぜたものをチコリボートにして、スプラウトを散らしています。
帆立のふんわりテリーヌ
帆立、ヨーグルト、生クリーム、卵白などをフードプロセッサーで撹拌し、オーブンで蒸し焼きに。仕上げにルッコラとオリーブを添えて、オリーブオイルとホワイトペッパー、粒のピンクペッパーをトッピング。
かぶとレバーのローズマリーコンフィ
かぶとレバーをそれぞれコンフィにして、直前にフライパンでソテー。味つけは塩こしょうのみ。コンフィにする際に、ローズマリーを一枝ずつしのばせました。
牛タンのとろとろシチュー クリーミィマッシュポテト添え
牛タンは野菜くずとともに長時間かけて煮込み、じゃがいもやにんじんと合わせてシチューに。マッシュポテトには上等なバターと牛乳を使って、ゆっくりと練り上げました。
メインのシチューは、ほとんど夫が作ってくれたようなもの。煮込み料理にはていねいな下準備と根気が必要なので、私よりも夫の方が向いているのだろうな。もちろん、とーってもおいしかったです!
合わせたワイン
ワインは結構な本数を飲んだものの、記憶にないものもちらほら…最近ではもう、それだけ楽しかったことにしよう!と割り切っています。
この日は、ナチュラルワインを中心に開けました。示し合わせていたわけではないのに、持ってきてもらったワインも、用意していたワインもビオばかり。
こちらはフランス・ラングドック地方のドメーヌ。
Domaine de La Garance 風 Kaze ブドウはシャルドネだったはず。
こちらも南フランス、ミネルヴォワのおいしいビオ赤。
Domaine de Courbissac Pandora ヴィンテージは2008。
おいしい料理とワイン、気取らないおしゃべりで気分は最高潮! な私たち。悪い遊びを思いついてちょっと出かけてみたり、新しいボトルを開けたりして、夜更けまで宴は続くのでした…。
おもてなしを楽しむためのマイルール
クリスマスに限りませんが、おもてなしを楽しむためのマイルールをいくつかもうけています。
マイルール、その1
前日までにできるだけ調理と味つけを済ませておく
下ごしらえをした食材を盛り付けるだけ、火を通したら焼くだけ、煮込んだら温めるだけにしておくことです。失敗なくあわてずに済みますし、当日の洗い物も極力減らすことができます。
そして何より、ゲストともゆっくり食事やお酒を楽しめます。
マイルール、その2
テーブルに料理を置いたときの完成図をイメージする
最初にサーブする料理は調理法を異なるものにしたり、それぞれのお皿にカラーをバランスよく散りばめたり。そうすると、簡単な料理でも
テーブルクロスやランナー、カトラリー、小物やテーブルフラワーもすべて、最終形を考えて用意します。
マイルール、その3
ゲストの好みやスタイルに合わせた「何か」を用意する
甘いもの好きには飲みやすいカクテル、ファミリーにはおもちゃや絵本、グルメな夫婦には珍しいお酒、など。相手の顔を思い浮かべつつ、買い出しのときにアイテム選びをするのもワクワク感が増して楽しい!
さいごに
イベントのテーマや季節に合わせて、五感で楽しめる料理以外の要素を取り入れるのが、我が家流のおもてなし。
クリスマスなら、テーブルにキャンドルや冬らしいアイテムを並べるのもロマンティック。また、インターネットラジオやYou Tubeでクリスマスチャンネルを流すのも、気分が盛り上がります。
さて、次回の記事は、夫とふたりのクリスマスディナーについて。昨年の写真を振り返りながら、今年のメニューを決定したいと思います。