ふたりで楽しむ夏のよそおい
浴衣選びのコツ

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浴衣でおでかけ、のススメ

注記: 本記事は、2017年に公開した内容に加筆・訂正を加えたものです。

8月に入り、お祭りや夏フェスなどイベントが待ち遠しい季節がやってきました。
お盆休みを目前に、遊びやお出かけの計画をされている方も多いのでは?

夏になると毎年、浴衣を着てデートを楽しんでいる私たち夫婦。
お祭りや花火だけでなく、京都へのお出かけやカジュアルな納涼ランチにも浴衣を活用しています。

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毎日の装いと同様に、浴衣を選ぶ

学生時代に母に買ってもらった浴衣は紺、えんじ、グリーンなど数着あって、どれもお気に入り。
そろそろ違ったテイストのものも増やしたいな、と思っていたところ。

今年はふたりで新しい浴衣をそろえよう!ということになり、先日買い物に出かけてきました。

当初イメージしていたのは、どちらかというと正統派というよりモダンなタイプ。洋服やワンピースの延長のようなデザイン、柄だったり、素材がユニークなものなど。

レモンや幾何学模様、ストライプなど好きなテイストもたくさんあって、試着をしてみたのですが…

最終的に選んだのは、白ベースに萩と夕顔をあしらった涼しげな一着。
帯や帯飾り、小物の合わせ方で印象を変えられそうなシンプルさが気に入りました。

現代的なテイストは洋服でも取り入れられるけれど、やっぱり和装だからこそ映える柄がいいな、と思ったのでした。

裏表がターコイズブルー&ボルドーの帯も一緒に購入。

(このほかに、別のお店で可愛い帯飾りも新調しました!)

テイストや色をふたりで合わせる

私の浴衣が決まったあと、夫もじっくりと浴衣選び。
気に入ったものを一つずつ試しながら、帯も合わせて選んでいきます。

今持っているのとは違ったタイプで…と店員さんも一緒になってあれこれ検討。
密かに「どれも似合うなあ」とにやにやしながら、迷う夫にアドバイス。


悩みに悩んで決定したのは、ブルーグレーの無地にグリーン&ボルドーの帯でした。

試着しながら、ふたり並んで着姿を確認できたのも正解!
「目にする面積が変わると色の印象もガラリと変わる」ことを実感できる、良い機会でした。

普段使いのアイテムで抜け感を

古風な巾着やかんざしなど、正統派の小物で全身コーディネートするのも素敵ですが、最近の気分はどちらかというとミックススタイル。

かごバッグや夏素材のクラッチなどの普段使いバッグを合わせてみたり、ヘアアクセサリーをポイント使いしてみたり。

8月下旬になったら足袋や半衿をプラスして、きものみたいに着こなすのもいいな。

ファッションにしても音楽にしても、「小さな頃から好きなものは、何歳になっても好き」というのは真理。
それと同時に、「今だからこれを選ぶ」「今はこれが似合う」という感覚も大切にしていきたいものです。

さいごに

浴衣選びをしていると毎回、「ふたりで着物を趣味にするのもいいよね」という話になります。

着付けが面倒だったり、暑かったり、苦しかったり…というところも確かにあるのですが、
身につけるだけでしゃんと背筋が伸びる感覚は和装ならでは。
いつか日常に和服を取り入れられたらいいなあと思っています。

まずはこの夏、手持ちのアイテムとうまくコーディネートしながら、ふたりでおしゃれを楽しみたいな。
直近にも浴衣でお出かけする予定があるので、今からワクワクしています…!

Mizua

旅行雑誌の編集者兼ライター、週末バー店主を経て、現在は大好きな台湾での生活を楽しんでいます。本サイト「旅のあと ふたりのレシピ」運営のほか、台湾情報ブログも...

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