【四季ごはん02】夏バテ解消!
カラフル&ヘルシーなタイ料理ランチ
四季ごはんシリーズについて
上海に住んでいた頃、月1回ペースで発信していた企画「楽しみながらつくる、テーマのある食卓」より、バックナンバーをお届けします。
本企画について、詳しくは「四季ごはん01 春を感じる、和洋折衷ワインごはん」ページの冒頭をご覧ください。
夏バテ解消!野菜たっぷりタイ料理ランチ
今回お届けするテーマは、「夏バテ解消!カラフル&ヘルシーなタイ料理ランチ」。
暑さにやられて元気が出ないときは、タイ料理でパワーチャージ! 野菜やハーブをたくさん使った、彩り鮮やかなヘルシーメニューをそろえました。
パクチーをはじめとする香りの強いハーブ、そして東南アジアの調味料が大好きな私たち。タイごはんのときはいつも、食卓にパクチーとナンプラーを別皿で用意して、自由に追加できるようにしています。
メニュー
料理のレシピについては、それぞれリンク先をご覧ください。
テーブルコーディネートのポイント
食欲増進を促すといわれる赤(暖色系)のランチョンマットをベースに、メインのお皿とカトラリーはあたたかみのある木製のものを、ほかのアイテムは白~薄いベージュでそろえました。
中央にはガラス皿を置いて、涼しげな印象をプラス。小皿や箸置き、柄物のナプキンなどにも統一感をもたせて、かわいいカフェごはんスタイルにまとめています。
赤の補色(お互いを引きたてる色)は緑。タイ料理によく使われるハーブ類や青唐辛子、緑野菜、グリーンカレーペーストなどがそれにあたります。タイ料理と赤いアイテムは、実はとっても相性が良い組み合わせなんです。
タイ料理に欠かせない材料
ココナッツミルク、グリーンカレーぺースト、フィッシュソース(ナンプラー)、スイートチリソース。まずはこれだけあれば、あらゆる食材をタイ料理にアレンジすることができます。それぞれ炒め物に、スープに、サラダにと大活躍してくれるので、キッチンに常備するのがおすすめ。
また、パクチーやタイバジル、レモングラス、コブミカンの葉などのハーブ類も欠かせません。日本では乾燥タイプのハーブが多いですが、フレッシュなものを見つけたらぜひそちらを使ってみてください。香りも味わいも、格段にアップするのがわかると思います。
ココナッツミルクやナンプラーなどは日本でもさまざまな場所で手に入れることができます。こちらもどうぞ ↓
タイ料理に合わせるお酒
タイのビールといえばシンハー、チャーン、レオあたりがメジャーでしょうか。今回はさっぱりとゴクゴク飲める、タイガーの大瓶をチョイスしてみました。
我が家では、ワインもよく合わせています。ハーブ感のつよいソーヴィニヨン・ブランのほか、キリッとしたロゼも相性ばっちり。
意外なようですが、タイのワイナリーで作られているワインにもおいしいものがたくさんあります。私たちが飲んでおいしかったと思うのは、PBバレー・カオヤイワイナリーの「PBカオヤイリザーブ」と、サイアムワイナリーの「モンスーンヴァレー」。興味のある方はインターネットなどでチェックしてみてくださいね。
さいごに
本シリーズでは、料理レシピのほか、簡単なテーブルコーディネートのポイント、お酒との合わせ方なども記していきます。
日々の料理では、レシピ確認や計量もあまりせず、味見すらしないで食卓に出してしまうことが多い私ですが…。分量や手順について振り返り、記録するという作業も、大事にしていきたいと思います。
注記: 本記事は、2017年に公開した内容に加筆・訂正を加えたものです。